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エルフSS(天桜祐輝さんからの頂き物) 

暖かな陽射しが射し込む部屋、私は書類を書いている
愛しい人の隣で雑誌を膝の上に置きながら彼の顔を盗み見る。

私はエルフで彼は人間………種族は違うけれど愛する気持ちには変わりない。

「何か飲みますか?」

「ん、もう直ぐ終わるが……紅茶頼んで良いか?」

こちらにも向かずに返ってくる声。 それでも彼の声を聞けたのが嬉しくて
思わず、顔がほころんで来た。耳もぴくぴくと動いている。

「ふふ、はい」

「ん? あぁ、嬉しそうだな」

お茶葉の量と湯温、カップとソーサーを温めて、ケトルも温めながら紅茶を淹れる。
二人分の紅茶を淹れ、運び、彼の腕の中に潜り込むように座る私。
書類は終わったのを確かめたので問題はないはず……。

「たく、甘えたがりだな」

彼が私の長い金糸の髪を優しく梳いてくれる。

「ね、私を愛して――」

彼の耳元で囁くように甘い声を出す。




――貴方のアツい体温(ねつ)で私を溶かして――







鳥達の囀りと、カーテンの隙間からの漏れ陽で私は目が覚めた。
昨夜はあんなに激しく溶け合って――最後は気を失ってしまったっけ……。
彼の姿を素肌にシーツを巻き付けながら探すが、いないらしい。
お財布と携帯がないところからみるとお買い物だろうと当りをつけ
シーツを巻きつけたまま、ベットの上で膝を抱えて外を見る。

「――へんたい」

確かに私を溶かしてとは言いましたが気絶するまでなんて――へんたいですよ。
でも、あんなに満たされたのだから私も彼のことは言えないのでしょうね。
elfss.jpg

「ふふっ」

部屋の主のために、コーヒーでも淹れましょうか……。




――ね、早く帰って来て?―――







「起きてたのか」

「はい、おかえりなさい」

「あぁ……ただいま」

私が起きてから20数分……彼が帰ってきた。
彼はこれからお仕事だけれど、私は今日はお休みなので
手早く、彼と私の朝食を作る。

「今日はいつもどおりですか?」

トーストと、スクランブルエッグ、サラダにコーヒーをっと……。

「あぁ、今日は遅くなるから待ってなくて良いぞ?」

食べ終わると、彼が着替え始めて……そう言ってくれる。

「――はい」


そうなると、お夕飯に時間をかけれますねぇ。
今晩のお夕飯はなんにしましょうか?
お肉かお魚でしょうか……。
ちょっと考え込んでいる間に彼がネクタイをだらしなく締めるのが見えて……。

「もぅ、だめですよ。 ネクタイ曲がってます」

「あぁ、コレで良いんだよ、すぐ解くんだし」

「めっ、です。 着くまではちゃんとしていってください」

「むぅ」

結びなおしてあげて、カバンを渡してあげて……。

「いってらっしゃい」

「……いってきます」

見送り際に素早くキスして送り出してあげる。






――さて、今日はお掃除とお洗濯をがんばりましょうか――




天桜祐輝さんから頂いたエルフSSです。
エルフの話が読みたいと言ったら、何と本当に書いてくださいました( ;゚Д゚) 大感謝です。
甘々な内容に思わず転げ回ってしまいました。素敵なお話を本当にありがとうございます!

[ 1970/03/01 00:00 ] 頂き物 | トラックバック(-) | CM(0)

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